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 1998年日本横断リレーマラソン500km

​ネパールに学校を建てるため、長吉高校の生徒と教員は、和歌山県潮岬から京都府経ヶ岬までの500㎞をリレーマラソンした。
MBS NOWでTV放送!!

※1998年「チャリティー日本横断リレーマラソン500km」 ・・・ネパールに小学校を作ろう・・・

 そこで得た経験や感動をもとに、98年の夏、ネパールに学校を作る寄付金を集めようと、和歌山県潮岬から京都府丹後半島経ヶ岬までの500kmをたすきでつなぐ「チャリティー日本横断リレーマラソン500km」を実施しました。

 長吉高校は創立以来アジアとの交流を大切にしてきた経緯もあり、アジアの子どもたちのために何かできないものかと話し合ってきました。また、ネパールの学校建設は、95年チャリティーリレーマラソンを始めた当時校長をしていた故田中紘人先生の遺志でもあり、その遺志を引き継ごうと考えました。

 

ネパールに建てた小学校の前で遊ぶ子どもたち

 

 大きな企画なので、乗り越えなければならない山は沢山ありました。しかし、教員と生徒はねばり強く話し合い、困難を乗り越えることができました。そして、長吉高校の生徒・教員・OB・PTAなど数百人がたすきをつなぎ、6日間かけ500kmを無事完走しました。途中、市町村や学校に立ち寄ってネパールの教育状況を訴えながら走りました。その結果、多くの方々からご協力いただき集まった寄付金340万円にもなりました。その寄付金で、ネパールのダヌッシャ郡に3校の小学校を建てることができした。

この時の様子は、TVや新聞・雑誌でも取り上げられ、大きな反響がありました。また、「日本横断リレーマラソン」は、教育出版の英語の教科書と地理Aの教科書に掲載されました。また記録映画会社が、その時様子を45分の記録映画にし、セルビデオとして全国で販売されています。

 

※2001年 「チャリティー日本横断リレーマラソン復路500km」

・・・もう一度、ネパールに学校を作ろう・・・

 ネパールの子どもたちからの手紙で、まだまだ学校が足りないことを知った生徒たちは、もう一度「チャリティー日本横断リレーマラソン500km」をしようと声を上げました。そこで、2001年夏「日本横断リレーマラソン復路500km」を実施しました。今回は前回とは逆の京都府経ヶ岬から和歌山県潮岬までの500kmを走りました。大阪区間では、和泉・富田林・河南高校の生徒たちが協力して走ってくれました。

 

 また、河南町立大宝小学校の5・6年生徒たちが、総合的学習で長吉高校のチャリティーリレーマラソンを勉強してくれました。生徒たちが、大宝小学校に出向き「日本横断リレーマラソン」について講演しました。輝く目をした小学生たちから、色々な質問を受け交流は深まりました。小学生たちから、「僕たちもたすきをつないで走りたいです。」という嬉しい申し出がありました。小学生には真夏のランニングは難しいと思われましたが、その熱意に押され走ってもらうことにしました。真夏の道路を100名以上の小学生と保護者や先生方が、首に濡れタオルを巻いて走ってくれ、かつ寄付金も集めてたくれました。我々にとって、勇気づけられた感動のシーンでした。

また、当時教育長であった竹内教育長も大阪市役所から府庁まで走って下さいました。

 

今回も多くの方々のご協力を得て大成功しました。寄付金は総額140万円集まり、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(NGO)を通してネパールのダヌシャ郡ヤドクワ村に4校目の小学校を建てることができました。

 

 2001年復路日本横断リレーマラソン500km

日本横断リレーマラソンで集まった寄付金140万円の贈呈式 セーブ・ザ・チルドレンJAPANにお願いしてネパールに4校目の小学校を贈る。
 

2001日本横断リレーマラソン復路TV放送
2001日本横断リレーマラソン復路名場面
長吉高校が作った学校で学ぶ生徒たちネパール
​低学年には机が無い
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